エアコンの買い替えを考えている方に、エアコンの選び方を
まとめておきます。
ちなみに、8月に入りますと、エアコン販売のピークとなり、取り付けに日数が
かかることが多いので、早めの購入がいいでしょう。
1.
設置場所を決める。
従来あった場所に、買い替えで置く場合は、寸法を測って
設置できるかを確認。
エアコンも小型化が進んでいますから、よりパワーのあるものも
置けるかもしれません。
ただし、パワーによっては、コンセントの形状が変わることもあり
工事が必要な場合がありますが、ほとんどの場合、工事は無料で
してもらえます。
新たに設置する場合、壁の形状によっては、エアコンをかける下地が
必要になりますが、こちらも、無料で工事してもらえます。
エアコンの場合は、室外機があります。
カタログに、「 配管の長さ 」と「 最大高低差 」が記載されています
ので、その範囲内で設置できるか、調べておきましょう。
2.
サイズ(能力)を選ぶ。
家電量販店などでは、わかりやすく、「 6畳用 」 などと書かれていますが
同じ6畳用でも、冷房能力や、暖房能力に違いがあります。
カタログなどで、冷房能力を見ますと、2.2kW、2.5kW、2.8kW、などと
違いがあります。
数字が大きくなるほど、冷房のパワーが増えるのですが、同じ6畳用でも
2.2kWのものもあれば、2.5kWのものもあります。
注意して見るといいでしょう。
暖房能力も同様です。
しかし、機種によっては冷房能力は大きいが、暖房能力が弱いものも
あります。
そういった機種ほど、価格が安かったりしますので、注意です。
冬はストーブなどで、エアコンは使わない、という方には、オススメです。
また、「 低温時の暖房能力 」 は、外気温が2℃の時の暖房能力です。
寒冷地などにお住みの方は、よりパワーのあるものがオススメです。
3.
省エネ度で選ぶ。
カタログの新省エネ基準に、「 達成度 」 がありますが無視してください。
重要なのは、「 APF 」 の値です。
APFとは、通年エネルギー消費効率といい、この数値が大きいほど
エネルギー効率がよい、省エネ型の機種になります。
エコ度を重視するなら、複数の機種を比較するときに、比べてみてください。
4.
欲しい機能で選ぶ。
・人センサー
人のいる位置を感知して、自動で風量を調節します。
動いている人と、寝ている人で温度を変えるなど、人の運動量まで
感知するものもあります。
・自動お掃除
エアコンをoffにすると、自動で、フィルターのお掃除をしてくれます。
上位機種になりますと、内部の熱交換器や、ファンまで掃除してくれる
ものもあります。
・空気清浄
室内の空気を、除菌・消臭する空気清浄機能や、汚れた空気を入れ替える
換気機能が搭載されている機種もあります。