選び方をまとめておきます。
1.
設置するスペースを測っておきます。
うちは、二層式洗濯機からの買い替えでしたが、現在の洗濯機は
正立方体に近いものが多いので、奥行き(特に扉開閉時)に注意します。
2.
洗濯乾燥機(ドラム式)か、乾燥機能付き洗濯機(タテ型)の選択。
洗濯乾燥機(ドラム式)は、ヒーターを搭載していて、衣類を完全に
乾燥させることができます。
形状は、コインランドリーをイメージしてもらえれば、わかりやすい
ですが、中のドラムが回転し、洗濯物を持ち上げて、落下させて洗う
たたき洗い方式。
衣類を上から落として、空気に触れやすいため、乾燥が得意。
乾燥機能を、頻繁に使いたいという人におすすめです。
洗浄力は、一般的には、タテ型にはかないません。
また、乾燥時間もかなりかかりますし、省エネは進んでいますが
乾燥機能を頻繁に使う方は、多少なりのコストを見た方がいいです。
対して、乾燥機能付き洗濯機(タテ型)は、ヒーターを使わずに
風を利用し、高速脱水で乾燥した状態にするものです。
乾燥といっても、生乾き程度になります。
形状は、従来のタテ型。
水槽に水を貯めて、洗濯槽底のパルセーターを回転し
うずまき状の水流で洗濯する方式。
たくさんの水で洗剤を泡立てて、頑固な汚れもしっかり落ちます。
しかし、前述の通り、乾燥は、生乾きで、シワができやすいため
洗濯メインで使う人におすすめです。
3.
乾燥機能で選ぶなら、ヒーター式か、ヒ−トポンプ式か。
従来からあるのがヒーター式。
乾燥機内のヒーターで、洗濯物を乾燥させます。
乾燥時にも冷却水が必要で、また、乾燥温度も高くなるため
コストが高くなります。
対して、ヒートポンプ式は、洗濯機の中のヒートポンプにより
熱交換した熱で、衣類を乾燥させます。
ヒーターも水も使用していないので、省エネ効果が高く
また、乾燥温度が60℃程度と低めなので、衣類を傷めにくく
なっています。
ただし、ヒーター式に比べて、値段も高めとなっています。
4.
洗濯機の容量を選ぶ。
一般的には、一日に、4人家族で6kgの洗濯物、といわれています。
洗濯機が最も効率良く運転できるのは、定格容量の8割程度ですので
6kgの洗濯物を洗うなら、洗濯容量が8kgのものがよいことになります。
しかし、乾燥をメインに使用したい場合、大半の機種は、乾燥容量と
洗濯容量が異なるので、乾燥容量に合わせて大きめの機種を選びましょう。
5.
エコ度で選ぶ。
カタログにて、確認しましょう。
・使用水量
洗うだけなら、タテ型が一番少ない。
乾燥を行う場合、ヒートポンプ式が少なく、ヒーター式は多い。
・消費電力量
カタログにて、消費電力量(Wh)を確認。
洗濯機能、乾燥機能別に分かれているので注意。
・洗濯時間
乾燥機能を使う場合、相当な時間がかかるので、事前にチェック
しておきましょう。
・静音性
洗濯時・脱水時・乾燥時について、それぞれの音を、「デシベル(db)」
で表示していますので確認。
一般的に、静かな場所の数値は、40dbといわれています。
夜中に洗濯することが多かったり、マンション住まいの方は
音の大きさにも、注意をしましょう。
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