学校で行われる健康診断の1つ、「 座高測定 」が
平成27年度限りで、廃止されることになりました。
そもそも、座高測定は、なぜ行われてきたのか?
子供のころは、ただ、足の長さを、測るだけのものだと
思っていました。
若干、猫背気味に、座高を測り、少しでも、足を長く見せようと
努力していた人も多いのでは。
そもそも、座高測定は、戦時中の昭和12年に、内臓の発育などを
確認するために、始まりました。
当時は、内臓が発達していれば、健康だと思われていて
座高が高ければ、内臓が発達していると、思われていたようです。
戦後は、上半身と下半身の長さのバランスを見ることで
子供の発育状態を測ったり、机や椅子の高さを決めるのに
使われていました。
しかし、現在では、座高測定が、子供らの健康管理や
机や椅子の配備に、役立っていないとして
今回の廃止に至ったようです。
内臓の発達どころか、メタボ予備軍すらいる、今の子供たち。
時代とともに、健康診断も変わっていくのですね。
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